原稿を入力するだけでAIが会話をしてくれるー現在これをかなえてくれるアプリは世の中にたくさんあります。しかし完全に無料で会話を作成できて、AI同士の掛け合いもできるのが発表されました。
まだ開発段階なので不具合が少しあったり、英語だったりしますが、不具合とはいってもほとんど気にならないですし、英語がわからなくても簡単なので気にしなくて大丈夫です。
今日はそんなAIを利用してAIで男女の喧嘩や寄席を再現してみました。AIの使用方法も一緒に説明していくので、初めての方でもすぐに使えるようになります。
まずはGoogle AI Studioにログインしましょう

前提としてGoogleアカウントは取得しておいてください。その後、検索で「Google AI Studio」と入力してください。

おそらく検索トップに出てくると思うので、そのままクリックすればOKです。そうするとGoogleアカウントの利用確認が出てくるので承諾すれば下記のような画面になるはずです。

音声生成を試してみましょう
その後画面左側のメニューの「Generate Media」をクリックしてください。意味はまさにメディアを生成するです。ここから画像や音声、動画の生成ができます。

ここで様々なメディアの生成をテストできます。今回は会話音声の生成なので右上の「Gemini Speech generation」をクリックして次に進みましょう。

一人で話すモードを選択
では次は右側のメニューをを見てください。Modeを「Single-speaker audio」にしてください。これは読んでそのまま一人の声を生成するモードです。右側にある「Multi-speaker audio」が二人の会話を生成するモードです。

声の選択
次に話者を選びましょう。左の再生ボタンで声を視聴し、気に入ったら右側をクリックするとその声に決定されます。男女数種類の声があります。視聴する際は英語になっていますが、生成時には日本語を話してくれるので大丈夫です。

音声生成する原稿を入力
声の選択が終わったら次に原稿を入力します。真ん中のスペースに原稿をコピペしてください。直接入力してもいいですが、どこかからコピペする方が早くておすすめです。
今回はGeminiに生成してもらった原稿を貼り付けてみました。
「今日のニュースです。
まずは経済の話題です。政府が本日発表した最新の月例経済報告によりますと、国内の景気は緩やかな回復基調が続いているとの判断が示されました。個人消費の持ち直しや、企業の設備投資に改善の動きがみられることが主な要因です。
一方で、世界経済の不透明感や、依然として続く物価上昇への警戒感も示されており、今後の動向を注視していく必要があるとしています。
専門家は、「賃上げの動きがどこまで広がるか、そしてそれが個人消費をさらに押し上げることができるかが、今後の景気回復の鍵となるでしょう」と話しています。」
原稿を貼り付けて右下にある「Run Ctrl」ボタンを押すと生成が始まります。

2~3分生成に時間がかかりますので少しの間待ちましょう。生成が終わると自動で音声が流れ始めます。音声の開始や停止・ダウンロードは左下のバーからできます。

生成された音声を聞いてみましょう。
生成された音声はこちらから確認できます。

今日のニュースを読み上げるニュースキャスター
どうですか?もちろん不自然なところもありますが、テキストを貼り付けるだけで簡単に音声を生成してくれます。ここまで10分もかからずできます。
今回はここまでです。次回は「二人での会話」に挑戦しましょう。することはそれほど変わりませんが、二人の掛け合いがしっかりできるのかどうかが興味深いですよね。
お楽しみに!
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